硫黄山温泉

国道３９１号線から摩周湖第３展望台へ分かれる交差点近くの林道を登っていくと硫黄山温泉があります。入口にはこんな看板があり、行くのをためらってしまいます。やはり、クマは怖いもんです。でも、ここまで来たら行くしかないと腹をくくり、思い切っていくことにしました。もちろん、クマよけに大きな音を出しながら。

林道入口から歩くこと２０分。樹木地帯を抜けたところは草津の殺生河原のような風景が広がっています。周囲からは噴煙が立ち上り、まさに地獄の様相。そして後ろを振り返ると北海道らしい原生林をが広がっています。そんな中にぽつんとひょたん型の浴槽が一つ場違いな雰囲気で置かれています。これが硫黄山温泉です。こんな素晴らしい風景の中で温泉に浸かれるのは、まさに天国。苦労しながら登ってきた甲斐があるというものです。 　 湯は乳白色でちょっとぬるめの湯です。いくらでも入っていられそうです。時間があれば、ゆっくりとしていきたいところです。 ※現在は湯船は撤去され、入浴できないそうです。

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