杵築市 山香温泉センター

国道１０号線沿いにありながら、一段下がった場所に建つので、ちょっと分かりにくい共同浴場です。さらに看板がなければ公民館のようにも思える建物です。

浴室はそんなに広くはなく、７〜８人が浸かれる湯船と４〜５人が浸かれるものの２つ。小さな方が熱めの湯になっています。 　ちょっと赤みがかった緑色の湯で、かけ流しになっています。浴室に入ってまず驚くのは、その堆積物。湯船の縁の石にびっしりと張り付いているのです。さらに湯を飲んでみると、そのしょっぱさに驚きます。海からはけっこう離れた山の中の温泉なのですが、海水と同じくらいのしょっぱさなのです。この濃い塩分のためか、湯上がりはいつまでもポカポカとしています。再び大分を訪れた時は再訪しようとに思いながら湯から上がりました。

廃湯は目の前の川に流されているのですが、その周りは堆積物で山のようになっています。恐るべき湯の濃さです。

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