鎌先温泉　一條旅館

鎌先温泉
一條旅館

　鎌先温泉は、「傷の鎌先」と呼ばれる歴史のある温泉です。hiroも以前足をケガした時、リハビリのためにお世話になりました。そのときは鉄筋３階建の別館に宿泊したのですが、今回は湯治、自炊用の木造４階建の本館に宿泊しました。


木造４階建の本館は時代劇にでも出てきそうなクラシカルなもの。部屋は鍵もかからない障子の仕切りなので、そこら辺が気になる方は別館の部屋を取ることをお勧めします（こちらはごく普通の旅館形式です）。そして部屋に入って驚いたのは、暖房が火鉢の炭火だということ。ちょっと寒いですが、ほのぼのとしたものを感じます。また、本館には自炊場、冷蔵庫、コイン式のガスコンロもあります。長逗留するには自炊で気ままに過ごすのもいいかも知れません。　宿の中には歴史を感じさせる湯神社もあります。「傷の鎌先」と呼ばれるだけあって、松葉杖などが奉納されていました。

　別館に昔からある内湯です。湯船は１０人ほどが浸かることのできる大きさです。湯は無色透明で、わずかに塩分を感じます。そんなに特徴を感じる湯ではありませんが、やわらかく、まったりとすることができました。


以前訪れたときにはなかった新しい浴室です。以前からの浴室と比べると明るく、開放的なものです。小さいながらも露天風呂もありました。湯はちょっと熱めで、hiroとしては以前からの湯船の方がお気に入りです。

　湯治部でも食事は部屋出しです。そんなに豪華なものが出るわけではありませんが、長逗留の湯治には飽きのこないものでした。宿泊料金を考えたら、満足のいく内容でした。