柳沢鉱泉
清水屋

            

 地図で見つけた柳沢鉱泉に寄ってみました。カーナビのないhiroの車で行くにはちょっと分かりづらいところです。そばには大きな観覧車やジェットコースターが目立つ那須ハイランドパークがあります。大きな別荘地を通り、谷底といった雰囲気の行き止まりに柳沢鉱泉はありました。宿はごく普通の民家といった雰囲気。「鉱泉」の看板がなければ見落としてしまうところです。新しい湯なのかと思いましたが、女将さんの話では100年も前から続く古い湯だそうで、別荘地ができる前はポツンと建つ寂しいところだったそうです。
柳沢鉱泉

 

内湯  浴室は1つしかなく、他に利用している人がいる時はしばらく待つことになります。hiroが訪れた時も年輩の御夫婦が湯に浸かっており、しばし待つことになりました。
 湯船は4人ほどが浸かることのできる大きさ。うすいオレンジ色の湯が満たされていますが、よく見ると薄くカルシウムの膜が張っています。湯船にまわりもオレンジ色の堆積物でいっぱいです。知らない人が見たら、掃除をしていないだけと思うかも知れません。女将さんの話では、誰も湯に浸かっていないとカルシウム分で厚い膜が張ってしまうそうです。かなり濃そうな湯です。
 湯船にある蛇口をひねると源泉が流れ出します。湯を飲んでみると、マグネシウムの苦みとわずかな塩分を感じました。
カルシウム分 堆積物
 今回はカルシウム分が浮かんだ湯船を見ることができました。湯船の廻りには湯の成分がこびり付き、湯の成分の濃さを実感することができます。

 全天球写真はこちら

                                

 浴室の奥にもうひとつの浴室があります。こちらは2〜3人が浸かれる大きさです。柳沢鉱泉特有のヒーターが見えます。

 全天球写真はこちら。 
小浴室

            

夕食  柳沢鉱泉の湯をじっくりと楽しみたいと思い、泊まりで再訪しました。

 夕食は特別に豪華なものではなく、家庭料理そのもの。よくある旅館料理を期待していくと期待はずれかもしれませんが、「自分の家に帰ってきた」といった気持ちにさせてくれる、なぜか、ホッとする食事でした。

(04.7)

  

泉  質 マグネシウム・カルシウム・ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉
泉  温 6.3度
風呂の種類 混浴内湯
設備等 駐車場
所在地 栃木県那須郡那須町大字高久乙1884−20
電  話 0287−78−0703
交  通 東北自動車道 那須I.C.から12km、車30分
営業時間
(日帰り入浴)
料  金 入浴¥300 入浴休憩¥1200 宿泊¥7000〜
(02.7)(04.7)(18.3)

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