五浦温泉
五浦観光ホテル

            

本館
五浦観光ホテル 本館 庭園
窓からの眺め  以前日帰りで利用した五浦観光ホテルに、冬の名物、あんこうを食べにお泊まりしてきました。今回は親父殿を同伴してののんびり旅でした。旅行会社を通しての予約だったので、最初は別館のお泊まりと聞いていたのですが、訪れてみると本館のお泊まりでした。
 本館は昔ながらの和風の造り。庭園も美しく、年輩の方にはゆっくりと落ち着いて宿泊することができます。でも、その分階段もあるせいか、足腰の弱い方には館内の移動が大変かも… 足腰の弱い方はホテル形式の別館の方がいいかもしれません。
 通された部屋は、窓から太平洋を望むことができる素晴らしい部屋でした。

 

 以前日帰り入浴した時は利用時間が短かったのですが、現在は日帰り入浴の利用時間も長くなり、利用しやすくなりました。また、本館、別館のどちらも利用できるのは変わらないようです。
 また、以前は本館も別館も露天風呂だけしか利用できませんでしたが、現在は建物の配置を換えたのでしょうか?内湯も露天風呂もどちらも利用できるようになっていました。

 内湯は10人ほどが浸かれる石造りのもの。ややぬるめで長湯できます。そして以前は感じなかった、アブラ臭をしっかりと感じる湯になっています。東日本大震災で湯の性質が変わったんでしょうか?これは気に入ってしまいました。

 全天球写真はこちらから。
本館 内湯

  

本館 露天風呂 本館 露天風呂
 露天風呂は以前と変わっていないようです。岩造りの20人ほどが浸かれる大きさ。庭の中にあるイメージで造られたのか、開放感はありませんが落ち着いて浸かることができました。

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 夕食 夕食
 夕食は大広間でいただきます。畳敷きの部屋ですが、いすに座っていただくようになっています。

 今夜のメインは冬の味覚、あんこうをいただくためです。期待が高まります。こんなことも親父殿を連れて来ているからですが…
 あんこうメインとは言え、様々な魚介類が並んでいます。まずはカニ盛り。身も甘く美味しいですね。
 魚介だけでなく、牛ステーキも添えられています。

 最後には煮魚まで出てしまいました。う〜ん、食べきれないくらいですね。というか、少し残してしまうほど。満足の夕餉となりました。
あんこう鍋 あんこう鍋
 そしてメインのあんこう鍋。こちらでは人数分の大鍋ではなく、一人盛りの鍋になっています。味噌にあんきもを溶かした汁で煮込んでいます。切り干し大根が入っているのが珍しいですかね。以前はそんなに食べれていなかったというあんこう。今や高級魚となっていてそれなりのお値段を出さなければ食べられなくなってしまったのは残念なことです。身も美味しいですが、皮なんかも美味しいですね。
 追加でお願いしたあん肝。やはりお値段張るだけあって色だけでなく口どけもいい感触です。
 あんこうの唐揚げも別注でお願いしました。カラッと揚がっていて淡泊な身です。油もしつこくなく、すっと食べてしまうことができました。
あん肝 あんこう唐揚げ

          

別館 大観荘
 本館から200mほど離れたところに別館 大観荘があります。お泊まりでも日帰りでもどちらの湯も浸かることができます。
 別館の湯も以前と異なっており、露天風呂だけでなく内湯も浸かれるようになっています。フロントから長い通路を通った先に浴室があります。浴室は海に面しており、左右に分かれています。本館と違い、深夜に男女が入れ替わるようになっていて、お泊まりでは2つの浴室の湯に浸かることができます。
別館 大観荘

  

別館 大観荘 露天風呂  1日目の浴室は左側が男性用になっていました。内湯は20人ほどが浸かることができる湯船で、目の前に広がる太平洋を望むことができるようにガラス張りになっています。風の強い日には内湯から海を望めることもできます。ただ、宿のキャパからすると浴室が狭く、カランも不足気味。カラン待ちの人もいました。
 露天風呂は2つ有り、湯船自体は日帰りで利用した時と変わっていないようですが、屋根が掛けられたりして少し雰囲気が異なったように感じます。岩造りの湯船にはやや緑がかった湯は苦みを感じますが、本館とは違ってアブラ臭は感じませんでした。こちらの左側の湯船は10人ほどが浸かれる大きさです。

    

別館 大観荘 露天風呂 別館 大観荘 露天風呂
 右側の露天風呂は屋根が掛けられています。10人ほどが浸かれる大きさの湯船です。

   

別館 大観荘 内湯  2日目は右側が男性用の浴室になっていました。こちらの浴室は左側の浴室よりも狭く、カランも少な目です。内湯は15〜6人が浸かれる大きさでしょうか。こちらもガラス張りになっていて内湯からも太平洋を望むことができます。

  

別館 大観荘 露天風呂 別館 大観荘 露天風呂
 右側の浴室にも露天風呂が2つあります。ただ、広さ自体が左側の浴室より狭く、開放感は劣ります。左手の湯船は長方形で12〜3人が浸かれる大きさです。
 右側は3〜4人が浸かれる大きさで、すぐそばにある名勝六角堂を模したものでしょうか、六角形の湯船です。こちらの方がややぬるめで、ウトウトと寝てしまうほどでした。

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泉  質 ナトリウム・カルシウム−塩化物泉
泉  温 本館 … 71.0度
別館 大観荘 … 76.8度
風呂の種類 男女別内湯 男女別露天風呂 貸切風呂
設備等 レストラン 駐車場
所在地 茨城県北茨城市大津町722
電  話 0293−46−1111
交  通 常磐自動車道 北茨城I.C.から11km、車30分
営業時間
(日帰り入浴)
11時〜14時30分
18時〜20時30分
料  金 入浴¥1000 宿泊¥15000〜
(16.2)

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