下風呂温泉
まるほん旅館

大湯の目の前に建つ、下風呂温泉でも歴史ある宿です。海からちょっと離れていることもあってすべての部屋からは海を望むことはできません。

浴室は半地下と言った感じの場所にあります。大湯の湯を引いており、乳白色のまったりした湯を楽しむことができます。

食事は部屋でいただきます。海の幸満載の食事は大満足です。

宿の前は道幅の狭いアーチ橋になっています。このアーチ橋は第２次世界大戦中に北海道連絡のルートとして下北半島の先端、大間までの鉄道が計画され、途中までは建設された大間鉄道の名残です。資材の関係かその他の理由か分かりませんが、突然建設が中止され、現在までその遺構が残されているわけです。アーチ橋の中程には以前は無かった足湯ができるなど、観光資源として活用しようとしているようです。ただ、建設が順調に進んで大間まで鉄道が敷かれていたとしたらどんな車窓を見せてくれたのでしょう？楽しい想像をさせてくれます。

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