地獄谷温泉
後楽館

お猿さんが湯に浸かることで有名な地獄谷温泉。以前から訪れたいと思っていたのですが、ようやく訪れることができました。 　地獄谷温泉を訪れるには渋温泉からの道と上林温泉からの道の２つの方法があります。渋温泉からだと駐車場から歩いて１０分ほどなのでこちら訪れるのが一般的ですが、冬場は道が閉鎖されてしまいます。上林温泉からは駐車場から３０分ほど歩かなければならないそうです。今回は冬場にもかかわらず暖冬のせいか、渋温泉からの道が使えました。ちょっとした山道を歩いて行くと、すぐにお猿さんが姿を現します。宿に着くと、屋根などにたくさんのお猿さんがお出迎え！宿の先には野猿公園もあります。

宿の奥に男女別の内湯があります。天井がとても高い昔ながらの木造り。４〜５人が浸かれる大きさで、ちょっと小さめかな？無色透明の湯がかけ流しになっていますが、湯温が高いので加水しているそうです。 　適温の湯の中には少し白い湯の花が舞っていて、わずかに玉子臭も感じます。

内湯のドアを開けると有名な混浴の露天風呂が広がっています。川の対岸には有名な噴泉が見えます。噴泉は観光名所ともなっているので、見学に来る人も多いのです。と言うことは、噴泉見学の人からも露天風呂は丸見え！女性にはつらいかもしれません。ちなみに女性専用の露天風呂もあるそうですが… 　湯の中には白い糸状の湯の花が内湯よりもたくさん舞っており、内湯よりも感触があります。でも残念なのは、湯船の周りにお猿さんの落とし物が多かったこと。じっくりとこの湯を楽しみたかったのですが、なんか落ち着かない感じがしました。

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