岩瀬湯本温泉
湯口屋

国道１１８号線から二岐温泉への分かれ道に位置する岩瀬湯本温泉。つげ義春のマンガを見て以来ぜひ訪れたい温泉の１つでした。湯口屋は集落の奥の方にあり、隣には地元専用の共同浴場もあります。外観はかなり手が加えられていますが、茅葺きの屋根は健在。屋根の上に積もった雪が圧巻でした。 　宿に入ると目の前には磨き上げられた階段が…　歴史を感じさせる宿です。帳場の隣には囲炉裏もあったりしてのんびりと滞在してみたくなる宿でした。

浴室に入るとわずかながら玉子臭がし、ちょっとにんまりしてしまいます。６〜７人が浸かることのできる大きさの湯船にはわずかに黄みがかった湯がかけ流しになっています。湯は飲泉することができ、飲んでみると塩分を感じるおいしいものです。適温の湯はとてもあたたまるもので、湯から上がったあとはいつまでもポカポカとしていました。

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