五色温泉
宗川（そうかわ）旅館

国道１３号線から旧米沢街道に入って行くと奥羽本線の板谷駅に着きます。ここを左に行くと五色温泉。右に行くと姥湯温泉、滑川温泉への道となります。左に曲がって五色温泉へと向かいます。道は狭いところもありますが、舗装されているので、対向車に注意すれば難しいことはありません。 　板谷駅から１５分ほど走るとお目当ての五色温泉です。数年前までスキー場があったというその地は、高原の風を感じるさわやかなところで、眺めも素晴らしいものです。

日帰りでは露天風呂のみの利用となっていますが、たまたま清掃中とのことでラッキー？なことに内湯に浸からせていただくことができました。露天風呂に浸かることができないのは残念ですが、機会に浸からせていただくことにしました。 　内湯に入ってみて驚いたのが、洞窟風呂のような造り。よく見ると岩盤のところに以前使っていたと思われる湯口があるので、岩の間から湯が湧き出ていたのかもしれません。湯はわずかに赤みがかった透明なもの。湯船の底には赤い湯の花が沈んでいます。とても熱い湯で、奥の湯船に注ぎ込まれて少し冷まされた湯が手前の湯船に注ぎ込まれるようになっています。もちろん湯はかけ流し。ちょっと独特の臭いのする湯ですが、貸切状態の湯を十分に堪能することができました。 　廊下に掲示してあった分析表をみると、源泉は２種類あり、内湯と露天風呂は泉質が違うようです。露天風呂の湯も楽しみたいと思いつつ五色温泉を後にしました。

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