湯宿温泉
小瀧の湯

国道１７号線沿い、水上から猿ヶ京温泉に行く途中にある温泉です。街道沿いにありながら、石畳の敷かれた落ち着いた雰囲気で、静かな温泉街です。 　 湯宿温泉には小さな温泉宿がいくつかありますが、その他に４つの共同浴場があります。今回行った共同浴場は小瀧の湯。一番猿ヶ京温泉寄りにあります。地元の方以外に、宿泊者などにも開放されており、ありがたいところです。

小瀧の湯の前には湯の溜まる１５時頃から利用できると書いてあったのですが、無情にも鍵が閉まっています。しばらく入口の前にいると、近所の家の方が哀れんだのか、「湯に浸かりに来たんだろう？」と鍵を貸して下さいました。鍵をお借りして、さっそく湯に浸からせていただきました。実際に湯に浸かれるようになる時間は、地元の方が利用して鍵を開けてからということになるようです。 　 共同浴場の中は天井が高い昔ながらの造り。薄暗く、湯治に来ているような感じになります。地元の方々が大切に守って下さっているようで、とてもきれいで清潔感があります。地元の方々の好意を大切にしていきたいものです。 　 湯は無色透明。柔らかく、癖のないものです。四万温泉の湯に似ていると感じました。

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