御殿場高原温泉
気楽坊

御殿場市の郊外、名前の通りさわやかな高原に湧く温泉が気楽坊です。気楽坊はホテル時乃栖に隣接する日帰り温泉で、広大な敷地にはいくつのかのホテルの他に御殿場高原ビールの工場、レストラン、サッカー場、テニスコートなどが広がる大きな施設です。 　気楽坊は高めの利用料ですが、１時間コースもあるのでちょっと気楽に利用することができます。

男性の浴室は、脱衣所から続く内湯が２つあります。１つは死海の塩を使った「塩の湯」がある浴室ともう１つはジャグジーがついた湯船のある浴室です。 　「塩の湯」は文字通りとても塩辛い湯で、身体にちょっとでも傷があるとしみて痛いくらいです。死海に浸かったことはありませんが、「塩の湯」に浸かるとものすごい浮遊感。今までに体験したことのない感覚です。ちょっと身体から力を抜くと簡単に浮いてしまいます。これなら泳げない人でも溺れることはないですね。 　もう１つのジャグジーのある浴室は奥にあるためか、人も少なくのんびりと浸かることができます。

内湯の前にそれぞれ露天風呂があります。露天風呂は繋がっているのでどちらも自由に行き来することができます。２つの露天風呂はどちらも岩造り。１０人ほどが浸かれる大きさです。晴れていれば目の前に富士山を望むことができるようですが、残念ながら曇っていて富士山を望むことはできませんでした。 　湯は無色透明。源泉温度が低いので加熱循環しています。塩素臭がわずかにして、特徴を感じる湯ではありませんでしたが、気持ちよく湯に浸かることができました。

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