下諏訪温泉
高浜温泉旅館

  

高浜温泉旅館 館内
 上諏訪から下諏訪へ向かう途中、左手に見えるのが高浜温泉旅館です。以前から気になっていた宿で、一度訪れたのですが、日帰りは不可とのことでした。しかし、2009年4月に諏訪湖周辺への観光客集客のために発行された「諏訪湖パスポート」を利用すると日帰り入浴が可能とのことでさっそくおじゃましました(2010年3月までの期間限定です。)。玄関で「諏訪湖パスポート」を見せると、スタンプを押してくださり、浴室まで案内してくださいました。建物は渡り廊下を挟んで2つあり、建て増しして大きくなったのか、複雑につながっています。でも、国道側の建物は浴室を除いて現在は使われていないようです。
内湯  廊下から階段を下りたところが脱衣所。でも、脱衣所はというより通路のようなところで、棚とカゴがあるだけです。浴室はそんなに広くはなく、5〜6人が浸かれる大きさの湯船が1つあるだけです。そして驚くのが、奥の壁。溶岩を積み上げて造ってあります。湯は無色透明。ちょっと熱めの湯が蕩々と溢れています。硫酸塩泉らしい、さっぱりした湯です。
露天風呂 露天風呂
 洗い場にある扉を開けると露天風呂があります。こちらには4〜5人が浸かれる大きさの湯船があります。タイル張りですが、最近使っていないのか、ちょっと藻が生えているのは愛嬌でしょうか。こちらも無色透明の湯ですが、ちょっとぬるめの湯です。湯口がないのですが、探してみると湯船の底から湯が湧き上がってきています。逆に内湯は湯が溢れていなかったので、どうもサイフォンでつながっているみたいです。
 観察していて気がついたのは、どうもこの内湯と露天風呂。以前は1つの内湯ではなかったのか?ということ。現在内湯と露天風呂を仕切っている壁の下が開いていて洗い場のタイルやカランも続いています。ただ屋根だけが安っぽい感じがします。以前の屋根が壊れたか痛んだかで直す際に現在の内湯と露天風呂にしたのではないかと予想されます。
 ちょっと渋めの宿。昭和の香りが漂う宿の雰囲気がなかなかよかったです。

 

泉  質 ナトリウム−硫酸塩・塩化物泉
泉  温 59.5度
風呂の種類 内湯 露天風呂
設備等 駐車場
所在地 長野県諏訪郡下諏訪町高浜6335
電  話 0266−27−6543
交  通 長野自動車道 岡谷I.C.から7km、車20分
営業時間
(日帰り入浴)
日帰り入浴不可
料  金 宿泊¥8000〜
(10.1)

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