縄文天然温泉
志楽の湯

南武線の矢向駅から歩いて１０分ほどの住宅地の中に新しくできた日帰り温泉です。周りにマンションが建ち並ぶようなロケーションですが、あえて？平屋建てにし木々を植えたのか、住宅地の真ん中にある日帰り温泉とは思えない落ち着いた雰囲気です。館内も古材を使った柱などしっとりとした雰囲気が漂っています。現在はまだ未完成なところもあるそうで、食事処を建設中でした。そんなこともあってか、まだ訪れる人も少なく、ゆったりと湯を楽しむことができました。

浴室は蔵をイメージしたような建物の中にあり、ジャグジーなどの設備はない、ゆったりとした造りになっています。 　３０人ほどが浸かれる内湯の御柱風呂はどこかで使われていたのか、使い込まれた古い石材を組み合わされて造られたもので、なかなかいい味を出しています。 　２０人ほどが浸かることができる露天風呂は岩造り。周りには木々が植えられ、小さな小川が流れるなど森の中の露天風呂のイメージです。ときおりスズメやハトが飛んできるなど、のどかな雰囲気の中、湯を楽しむことができました。 　他に勾玉水風呂と味噌樽を使用した味噌樽風呂（これは白湯）。そしてサウナがあります。 　内湯はちょっとぬるめ、露天は熱めの湯が注がれています。都市の日帰り温泉ということで仕方ないのかもしれませんが循環しています（汲み上げ規制などがあるので）。黄褐色の湯を舐めてみると、かなりのしょっぱさ。後で分析表を見ると、成分総量２７ｇという、かなり濃い温泉でした。

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