飯岡温泉
飯岡荘

飯岡海岸の目の前に建つ国民宿舎の飯岡荘。昔ながらの国民宿舎の佇まいを残す宿です。以前にも日帰り入浴をしに訪れたのですが、土曜日や夏の間は利用客が多いからか、日帰り入浴はできないようになっています。

浴室には２０人ほどが浸かるこのできる内湯が１つだけあります。窓の外は太平洋が広がっているのですが、目の前には県道が走っているので景色を望むことができないのが残念です。 　湯は透明度１０cmほどの漆黒の黒湯。源泉の温泉が低いから加熱していますが、蛇口からは加熱した湯と源泉そのものがあふれ出ており、かけ流しになっています。ちょっと贅沢な気分になってきます。源泉は飲泉することもでき、飲んでみるとわずかに玉子臭を感じました。 　実を言うとこの飯岡荘は今から○十年前の子どもの頃に家族旅行で訪れたことのある宿なんです。温泉があると聞いていたのですが、初めて見る真っ黒い湯に驚いたものです。温泉と言えば草津のような乳白色の湯くらいしか知らなかったのですから、無理もありません。飯岡荘の黒湯はhiroにとって黒湯の原体験の湯なのです。でも、実際には東京の銭湯にも黒湯が湧いていたんですね。いつも利用していた銭湯の熱めの湯は黒湯。温泉のことを知っていくうちに東京にも黒い温泉があるんだと知る訳なんですが、それまでは「銭湯の熱い湯は黒いんだ！」と、思いこんでいました。今思い返すと、ちょっと恥ずかしい…

hiroの湯めぐり日記 ホーム　　温泉銭湯　　日帰り温泉　　湯めぐり旅