雨月茶屋
【京都市】

山科と宇治の中ほどに建つ、太閤秀吉が贅を尽くした花見を行った、桜の名所である醍醐寺の一角にある茶店です。とはいえ、堅苦しい雰囲気ではなく、テーブル席でランチというか気軽にいただくことのできる店です。でも、予約すれば奥にある座敷でいただくことができるようです。

メニューは箱膳が基本のようですが、手軽にいただけるそばやうどんもあります。今回はせっかくなので京都らしさを味わおうと、精進料理の箱膳、太閤膳\2592をいただいていることにしました。

そんなに待たずに運ばれた箱膳は三段重ね。そしてご飯と香の物の他にうどんとデザートまで付いていました。どれから食べようかと楽しみが増します。

一段目の天ぷらはさすがに精進料理。エビは付いていません。山芋の海苔巻き揚げ、カボチャ、竹の子が盛られていました。サクッと揚げたてで美味しかったです。やはり天ぷらは揚げたてが一番ですね。

二段目には主に煮物系ですね。甘めの黒豆、栗の甘露煮が美味しかったです。ごま豆腐も精進料理らしいですね。

三段目はこれぞ精進料理という刺身こんにゃく。そして湯葉刺しです。湯葉刺しが新鮮で美味しかったです。

うどんは関西らしい薄味。関東風の濃い醤油味もいいんですが、うどんは関西系が好みです。ご飯は少な目でしたが、うどんでかなりお腹いっぱいになりました。ごちそうさまでした。 （１５．２）

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