和田金
【松阪市】

  

松阪市中町1878 0598-21-1188 11:30〜20:00 第4火曜、12月のみ第1火曜 P  松阪を通ったからには是非食べたい松阪牛。今回は親父も一緒だったので、松阪牛を食べさせる店でも超高級店と呼ばれる和田金でいただくことにしました。
 店の前に立つと、明治から続く老舗とは思えない、立派な鉄筋造りの建物です。
玄関  店に入ると、旅館ではないかと思われるような赤絨毯を敷いた玄関。そして丁寧な対応をする店員さんに接待され、階上の個室へ案内されます。
看板  店内には以前の店の看板でしょうか?木製の威厳のある看板が掲げられていました。
 部屋は鉄筋とは思えない和風の落ち着いたものです。部屋には専任の仲居さんがいらっしゃり、注文からすべてを差配してくださいます。
メニュー  メニューには寿き焼(すき焼き)、寿き焼コース、あみ焼コース、志お焼、しゃぶしゃぶステーキなどの料理が並びます。どれを食べようかと目移りしてしまいますが、すべての料理はお値段の桁が違います。覚悟して訪れたとはいえ、懐が心寂しくなります。まずは、売りの寿き焼を食べよううとは思いますが、松・竹・梅・和(なごみ)とどれを選ぶかがポイントです。さらに、同じ名でコースもあります。聞くと、寿き焼単品は、寿き焼にご飯と香の物が付いているだけだそうです。コースには突き出しや赤出し、香の物、デザートなどがついて+\3000とのこと。そして松・竹・梅の違いは肉の種類だけで、肉の量などの差はないそうです。結局選んだのは、寿き焼コースの梅\11400です。
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きざみ炙り焼き  まずは突き出しのきざみ炙り焼きが運ばれます。量的にはわずかですが、これだけで…と考えるとけっこうなお値段ですね。薄切りの肉で、ローストビーフ状態です。ビールに合いそうです。
3種盛り  続いて3種盛り。牛肉の塩蒸し、志ぐれ煮山椒入り、肉団子です。
牛肉の塩蒸し  塩蒸しはやや厚めの肉で、しっかりと牛肉を食べている感触を味わえます。
肉団子  肉団子は美味しいんですが、この場に合う料理かなと思いました。
志ぐれ煮  志ぐれ煮は濃いめの味付け。これは酒が合いますね。
囲炉裏  注文が通ると、囲炉裏に炭が入れられます。ステーキ以外はこちらの炭火で調理するそうですが、すべて専任の仲居さんが切り盛りしてくださるそうです。う〜ん、高級料亭とはこういうものなのかと、感心することしきりです。
牛肉  こちらが今日いただく牛肉です。サシが入って美味しそうですね。期待が高まります。
寿き焼  突き出しなどをいただいている間に、鍋に火が十分にとおり熱くなります。頃合いを見はらかって、メインの寿き焼のスタートです。まずは肉から焼き始めます。こちらの調理法は関西風。まずは肉を載せ、その上から砂糖。そしてたまりをかけて焼きます。関東風の割り下は使いません。まずは肉1枚を焼き、各自に配膳してくださいます。
寿き焼  肉はずいぶん大きなもの。大きさだけで言うととんかつ1枚分はあろうかという大きさです。松阪ではこういう大きさなのかと聞くと、和田金の作り方だそうで、これが一般的というわけではないそうです。肉は箸で切れるほど柔らかく、しっかりと牛肉を楽しむことができます。小さいかと思っていた肉ですが、1枚でもけっこうなボリュームがあります。
寿き焼  焼き上がった肉などは玉子を絡めていただきます。言うことなしの美味しさです。
寿き焼  肉の後には野菜を焼き始めます。関西風独特の青ネギ。そして珍しくタマネギ、ニンジン。ニンジンは彩りのためだそうです。ほかに豆腐。
関東では一般的な白菜は水っぽくなるので使わないとか。そしてしらたきも肉を堅くするので使わないそうです。やはりこだわりがあるんですね。
 野菜の合間に再び肉も焼きます。肉は一人2枚だそうですが、それなりにボリュームもあり、満足です。野菜もタマネギなどで甘みを感じ美味しくいただくことができました。う〜ん、かなり奮発した昼食でしたが、満足のいくものでした。ごちそうさまでした。
メロン  〆はデザートのメロンです。もちろん、これも美味しいです。言うことない贅沢な昼食となりました。
お土産  玄関にはお土産が並べられていますが、当然私には買えるお値段ではありません。
肉売り場  お隣では精肉を売っていますが、当然のことながら気軽に買えるお値段ではありません。
値段表  お値段はこちらをご覧下さい。
値段表  ちょっとお買い得なお肉もあるようです。
値段表  特上なんて買えません…
(14.1)

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